EYストラテジー・アンド・コンサルティング #01
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
所属:テクノロジーコンサルティング マイクロソフトソリューション
役職:マネージャー
お名前:木村 智和(きむら ともかず)様
1. EYストラテジー・アンド・コンサルティングの魅力
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所属されている部門の業務内容について教えてください。
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EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下EY)は、急ピッチで成長を続けているプロフェッショナルファームです。その中でもテクノロジーコンサルティング部門は、5つの専門ユニットがそれぞれの強みを活かし、クライアント企業様のテクノロジーを活用したビジネスの変革を支援しています。
例えば、データを蓄積することはできていても、それらを最大限に活用できている企業はまだ多くありません。そこで、私が所属するテクノロジーコンサルティングでは、クラウドとデータを活用した分析結果をもとに課題解決へと導く「データドリブン型」の業務を行っています。
EYではデータサイエンスやアナリティクス・クラウド推進を行うチームが連携し、データ活用を目的としたコンサルティングによって、大規模なシステム構築を伴わなくてもお客様に大きなインパクトを出せるのが特長です。お客様の既存のIT資産も活かしながら、最先端のテクノロジーを活用してアジャイル的なアプローチで、変革を成し遂げるためのコンサルティングを提供しています。 -
同業他社と比べて、御社及び事業部門の特長や強みについて教えてください。
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テクノロジーコンサルティングは、個人と組織が共に急成長していることを実感できるフェーズにあることが、最大の特長であり強みだと感じています。これは、長いキャリアにおいて何度も体験できることではない環境です。私がジョインしてから1年半も経っていませんが、扱う案件が2〜3倍に増え、組織も今後2〜3年で3倍に拡大することを目標に掲げています。各個人の成長が企業の成長にも大きく影響するため、やりがいもあります。
もうひとつの特長は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する上で不可欠な5つの分野の専門ユニットが、ひとつの組織にコンパクトにまとまっていること。これからのテクノロジーコンサルティングにおいて、重要な領域を網羅してお客様に提供できるのは、大きなアドバンテージだと思います。
また、EYはスタートアップの雰囲気がありながらも、グローバルではすでにEYブランドが確立されており、全世界のEYメンバーとの連携も活発です。あるプロジェクトの課題をチャットで相談すると、類似の事例を対応したメンバーが丁寧にアドバイスしてくれて、ミーティングまで開いてくれたこともありました。その様なグローバルの知見と経験を生かしたコンサルティングができることも、EYの強みですね。
2. テクノロジーコンサルティングの魅力
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入社された経緯と、志望された動機や理由について教えてください。
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2000年から新卒で社会人となり、EYは4社目になります。これまでSEやプリセールスとしてキャリアを積み、前職では企業向け最上級サポートのデリバリー責任者を経て、営業チームのプリセールスSEとして働いていました。そこで担当していたお客様がEYのコンサルティングサービスを利用されていて、そのアウトプットを第三者として拝見する機会があったのです。DXに取り組むために必要な項目が簡潔にわかりやすく整理されており、質の高いサービスに非常に感銘を受けました。
私自身コンサルティングの経験はなく、お客様の課題解決からその効果を実感していただくまで、一気通貫でご支援する機会がなかったため、これをきっかけにお客様に寄り添ってDX化を支援するEYのコンサルティングサービスに興味を持つようになりました。プロジェクトの本来の目的は「ビジネスの変革」であるにも関わらず、Microsoftのクラウドサービスを単に導入する施策のみで完結してしまうケースが多々あると感じています。その中で、EYはお客様が抱える本質的な課題に対するコンサルティングを提供している点、また、マイクロソフトソリューションはAzureやDynamics、Microsoft 365を活用してコーポレートレベルのDX実現のためのビジネスを展開している点、組織の拡大を推進し急成長している点に魅力を感じてジョインしました。 -
働くなかで、どのようなところに喜びや魅力を感じられていますか?
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EYのパーパス(存在意義)である、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して~)」に沿ったプロジェクトが多くあり、その一員として貢献できる点に喜びを感じています。単なる社会貢献ではなく、お客様である企業やその従業員も、そしてEYの社員自身もプロジェクトを通じて成長していくことで、より良い社会に向かっていけると信じています。
また、テクノロジーコンサルティングには各分野の専門家がそろっているため、お客様に対してEYの総力を結集した高い品質のサービスを提供できる点も魅力です。各分野に精通した社員と業務を進めていくことで、自分自身の成長に繋がっていると実感しています。組織の拡大を進めていく中で、会社の制度などが改善されるのを目の当たりにし、会社が変わっていくのを体感できる点も刺激的です。 -
実際の現場では、どのような方が活躍されていると実感されていますか?
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プロジェクトの本来の目的をよく理解し、その目的を実現するための最適な道筋についてお客様と真摯に実直にコミュニケーションできる方が活躍しています。また、全世界のEYメンバーと連携しながら進めるプロジェクトも多く、多様なメンバーそれぞれの状況や意見を尊重しチームとして最高のアウトプットを出すために適切な判断ができるマネジメント能力も求められています。その一方で、EYにはベンチャー的な面もあるので、役割や上下関係を問わずに積極的に意見を出して、より良くしていこうという心意気も必要だと感じています。
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今後、ご自身は御社でどのようなチャレンジをしていきたいですか?
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EYにジョインしてまだ1年半ほどですが、お客様のDX化に貢献できる様々な規模のプロジェクトに携わらせていただきました。また、担当する技術領域もMicrosoftのクラウドサービスの最新技術を前提として幅広くチャレンジさせていただき、多くの学びと経験を重ねることができました。
今後は、Microsoftのクラウド技術をベースとした新たなコンサルティングサービスのメニューを作成、ご提案し、提供したお客様にサービスの価値を実感していただけることを目指したいですね。ジョインする前に描いていた、ご提案からデリバリー完了まで一気通貫した経験を実現すべくチャレンジしていきたいと思います。
3. EYストラテジー・アンド・コンサルティングでの働き方
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ご自身の経験として、必要とされている経験・スキルを教えてください。
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長くITに携わってきたスキルはもちろん役に立っていますが、コンサルタントの経験はなかったので、信頼関係の構築が大変だと思っていました。でも、プリセールス時代に新しいお客様と一からコミュニケーションをとる機会が多く、いまではそこで積み上げてきた経験も生きていると実感しています。
組織が拡大していく中で、同じような経験、スキルのある人材が増えても、面白くないですし成長していかないと思いますので、逆に、我々の部署にいないような経験を持つ方や、尖った技術を持っている方にジョインしていただきたいと考えています。そこから化学変化が起これば、新しいサービスやアイデアに繋がるのではないでしょうか。 -
入社後の教育や研修制度、フォローアップ体制はいかがですか。
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人事部主催の研修のほか、配属されたユニットのオリエンテーションが用意されていて、組織構造や業務内容、実務に際して必要な知識・情報を得ることができます。また、オンラインのトレーニングコースも提供されているので、必要に応じて随時トレーニングを受けることが可能です。グローバルの講座は英語ですが、日本語の講座も充実していて、提案書の書き方から、お客様のご要望に応じたコンサルティングの組み立て方まで学べます。講師はコンサルティング経験の長いベテランの方なので、とても勉強になりますね。もちろん実際の業務は講座だけでは難しいので、お客様にご提案する前に経験のある上長にレビューしてもらうなど、フォローアップ体制も整っています。
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コロナ過の対応、リモートワークについて教えてください。
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EYの働き方の取り組みのひとつに、「EY Flex & Remote(EYフレリモ)」があります。「リモートワークの促進等を通じて、働く場所・働く時間・ドレスコードに関わらず最高のパフォーマンスを発揮できる自律的な働き方をデザインする」というものです。クライアントサービスの質の向上や競争力を上げると同時に、社員個人の生活の充実と向上にも配慮してくれています。業務に関しては、EYはもともとグローバルでオンライン会議も盛んですし、個人の裁量に任せてもらえる面もありますので、リモートワークもスムーズに行えています。
4.読者の方へメッセージ
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読者の方にへのメッセージをお願いいたします。
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EYのテクノロジーコンサルティングは、テクノロジーが好きでビジネスの変革に興味を持たれている方にとって、とても魅力的な選択肢です。いま現在「自分が担当している業務が本当にクライアントの役に立てているのか?」「このままで良いのか?」と不安に感じられている方は、特にEYでお客様のビジネス変革に貢献できていることを実感できると思います。
また、EYのコンサルティングは、スタートアップ的なフェーズの真っ只中にいますので、「個人の成長と共に、組織の拡大に携わっていく経験を積みたい」という意欲的な方に向いています。コンサルティング業務は未経験でも、ITの豊富な経験があれば、私のように入ってからでも学べるので、未経験の方もぜひチャレンジしてほしいですね。EYで、ワクワクするような体験をご一緒できればと思います。