内部統制
内部統制とは、経営上のリスクを抑えるため、全ての従業員が遵守するべき企業内のルールや仕組みを指します。内部統制には主に4つの目的があります。
一つ目の「業務の有効性及び効率性」は、業務において時間や人、予算を合理的に活用することを目的としています。二つ目は「財務報告の信頼性」であり、決算書などの財務情報の信頼性を確保することが目的です。三つ目の「事業活動に係る法令等の遵守」は、企業倫理や法令などのルールを順守することを目的としています。最後に、四つ目は「資産の保全」であり、正当な手続きの下で資産の取得、使用、処分が行われていることを目的としています。