「マーサー ジャパン」のproject事例
退職金制度導入サポート
X社は5年前に日本進出を果たした外資系化学メーカー。順調に売上げを伸ばし事業の拡大を考える時期だが、最近自主退職者が増加している。
マーサーでは、退職金の給付水準等を毎年調査(退職給付サーベイ)しており2015年度は206社に参加頂いた。退職金制度導入サポートでは、退職給付サーベイの結果から、ある程度パッケージ化された退職金制度を安価での提供を実現している。
企業年金制度変更によるDC導入サポート
歴史ある日系大手メーカーE社では、退職時の給与に比例したDB(確定給付企業年金)制度を実施している。
財務部では、近年の経済環境の変化に伴う、年金資産の減少や金利低下による債務上昇等の財務インパクトの抑制が課題である。また、人事部では中途入社の社員から、前の会社で加入していた企業型DC(確定拠出年金)を継続したいという声が多く、それに対応したいと考えている。
マーサーが提供する退職給付サーベイは、DCを含めた退職給付の給付水準を毎年調査している。2015年には206社が参加した。DCの情報についても「DC導入企業数」「DCとDBの分担割合」「投資教育や運営管理機関アンケート結果」などこれからDCを導入しようとする企業が必要とする情報を多く揃えている。
M&Aに伴う制度統合サポート
電子機器メーカーのZ社は競合であるA社とB社が対等合併してできた会社である。国内販売に強い旧A社、海外販売に強い旧B社両方の販路を生かし売り上げの拡大を期待している。
経営陣は、技術開発など販路の増加以外にもシナジー効果を生むために、人事制度を統合することを検討。旧A社・旧B社両方の社員に納得のいく説明ができる制度統合を行うことが課題である。
マーサーでは、退職金の給付水準等を毎年調査(退職給付サーベイ) しており2015年度は206社に参加頂いた。制度骨格および給付水準のマーケットプラクティスをもとに制度統合でのコンサルティングを行っている。