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ボストンコンサルティンググループ(BCG):コンサルファームとしての特徴・概要
ボストンコンサルティンググループ(BCG)の特徴
ボストンコンサルティンググループ(BCG)日本支社は、外資系戦略コンサルティングファームの一つで日本で初めて経営戦略コンサルティングという概念を持ち込んだコンサルティングファームとして1966年に創設されました。
東京オフィスはボストンに次いで2番目に設立されたオフィスで、現在、東京と名古屋に加えて、京都・大阪にオフィスを構えており、そして「2022年4月」新たに日本で5つ目の拠点となる福岡オフィスが開設されました。
BCGは日本で長くまた数多くの戦略コンサルティングの実績を誇っており、取り扱う業界やテーマは、AIやビッグデータ、新興国のグローバリゼーション、トランスフォーメーションなど多岐にわたる事業を展開されています。BCGは、「テクノロジー」「デジタルベンチャー」「パーパス」など、各領域での専門知識をフルに活用することで、クライアントのトランスフォーメーション全般を支援されています。
デジタル領域に特化した新組織「DigitalBCG Japan」の創設
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、デジタル領域の高い専門性を持つメンバーを擁する新組織「DigitalBCG Japan」を2018年5月16日に東京オフィスから新たに創設されました。
「DigitalBCG」はクライアント企業における経営課題をデジタルテクノロジーで解決するエキスパートチームで、各デジタル分野のエキスパートがそれぞれの専門性をベースに根本から課題を検討し、戦略から実現までを一気通貫でサポートしています。
クライアントが迅速に価値を実現すると同時に、同社がこれまで培ってきた戦略立案能力とIT技術を融合し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の持続に必要な組織能力やプロセス、考え方を構築できるよう設計されています。
「DigitalBCG」は、複雑化する社会や企業の課題、その根本解決の価値を熟知する「4つの組織」で構成されています。全社戦略としてのIT/デジタル戦略を立案する「BCG Technology Advantage(TA)」、デジタル戦略の具現化とグロースを担う「BCG Platinion」、アナリティクスに特化したエキスパート集団「BCG GAMMA」、新規事業立ち上げのエキスパート「BCG Digital Ventures」の4組織です。
以下DigitalBCGのHPより引用。
DigitalBCGの存在価値は、クライアントと共に、あらゆる課題を根本的な解決策によってトランスフォームしていくことにあります。 社会、産業、そして企業にとって、何が本来的価値であり、どうなるべきか、さらにはどうあるべきかを検討。定形型の解決策を提示することではなく、最もインパクトのある目的を掲げ、複雑な課題を創造性で打ち破っていきます。
引用元:DigitalBCG Service
参考元:BCG PRESS RELEASES「BCG、デジタル領域に特化した新組織「DigitalBCG Japan」を創設」
ボストンコンサルティンググループ(BCG)の主なサービス領域/事業内容
- 経営コンサルティング全般
- 「全社/事業/マーケティング/新規事業/財務など各種戦略立案・実行、中長期経営計画、バリューマネジメント、ポートフォリオ改革、商品開発、営業力強化、M&A、組織改変、等」
ボストンコンサルティンググループ(BCG)のファームとしての沿革
- 1963年 ブルース・ヘンダーソンがボストンにてボストンコンサルティンググループ設立
- 1966年 日本オフィス開設
- 1990年 世界21拠点を展開し約1,300名を雇用約2億ドルの収益を達成
- 2000年 世界80以上の拠点で約12,000名の社員を雇用する現在のボストンコンサルティンググループに至る
- 2014年 BCGデジタルベンチャーズを設立
- 2015年 ブライトハウス社を買収
ボストンコンサルティンググループ(BCG)のパーパス、ビジョン
ボストンコンサルティンググループ(BCG)では「Unlock the potential of those who advance the world」というパーパス(存在意義)を掲げています。これは「クライアントや社会をはじめ、BCGで働く社員一人ひとりの持つ可能性を"Unlock"(開花)させる」ということ。BCGは、次の5つのパーパス原則に注力することで、日々の業務を通じパーパスを実践されています。
1.インサイトを導き出す:従来型の思考やオペレーションのしかたに疑問を投げかけ、きわめて困難な問題に対して新たな視点を取り入れることにより
2.すばらしいインパクトの火付け役となる:次の期限を超え次の10年といった長期を見据えて、また、クライアントの組織能力を高め活力を吹き込むためにクライアントと緊密に協働することにより
3.複雑性を克服する:ダイナミックで複雑なシステムの中に独自の競争優位性の源泉や隠れた真実を見つけ出すことにより
4.高い倫理観と誠実さをもってリードする:困難な課題に立ち向かい、私たちの価値観に対し忠実であり続け、自身の見解を正面から率直に述べることにより
5.他者の成長を助けることで自らも成長する:クライアントや同僚、幅広いコミュニティが可能性を最大限に発揮して成功をおさめられるように能力構築・向上を支援することにより
引用元:ボストン コンサルティング グループ | BCG Japan「BCGについて」
ボストンコンサルティンググループ(BCG)の働き方、人材に対する価値観・姿勢等
ボストンコンサルティンググループ(BCG)では、継続的な環境整備に取り組まれています。業務の優先順位付けや仕事量の明確化を推進し、チームの生産性を向上させ、クライアントに提供できる価値を高めることを目的としたPTO (Predictability Teaming Open communication)という働き方最適化プログラムや、家庭や個人的な事情に合わせ、短縮時間勤務やよりよいキャリアを実現するための一時休職などフレキシブルな働き方が選べる「Flexibility@BCGプログラム」という制度も用意されています。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)のキャリアパス・プラン
ボストンコンサルティンググループ(BCG)では、コンサルタントの階層は6段階あります。社会人としての実務経験が3年未満ならアソシエイト、3年以上の経験がある人はシニア・アソシエイト、一人前のコンサルタントとしての能力がある人はコンサルタントからスタートします。
コンサルタントとして広いテーマ・産業のプロジェクトに携わって経験を積んだのち、プロジェクトの運営実務を担うプロジェクト・リーダー、プリンシパル/パートナー、プロジェクトの総責任者を務めるマネージング・ディレクター&パートナーへと進んでいきます。年次は関係なく、成果を上げれば短期間での昇格が可能です。
また、BCGでは、強みをどのようなプロセスで磨いていくかを大事にしているため、入社後まずは幅広い業界やテーマのプロジェクトを経験し、自身が興味を持てる分野や業界、自身の強みなどを探っていきます。プロジェクトを遂行する中で、段々と強みややりたいこと、興味関心のある分野が見え、キャリアに対するビジョンを形成するような仕組みとなっています。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)のトレーニング・人材育成
ボストンコンサルティンググループ(BCG)では、キャリア形成において豊富なバックアップがあり、コンサルティング・リーダーシップ・顧客向上技術や業界・機能別の専門性を身につけるためのオンライン学習プログラムや対面トレーニングプログラムなど研修プログラムが充実しております。
入社後、まずはOff -JTで定期的な研修も含め国内外問わず幅広いトレーニングを実施し、その後プロジェクトを通じたOJTで必要なスキルを身につけていきます。また、一人につきひとりのキャリアアドバイザーがつき、プロジェクト単位を超えて個々人のキャリアをどのように設計していくかを一緒に考え、サポートしていくというトレーニング制度も整備されています。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)がコンサル採用で求める人物像
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、「人気企業」というイメージでは志望してはいけないほどの日々成長を続ける意欲とバイタリティーが必要です。
そのため、志望者には骨太の思考力「インテレクチュアル」が求められる他、クライアントの悩みを真に理解し、ロジックと熱意でクライアントを説得し、信頼を得て、クライアントと苦楽を共にできるヒューマンスキル「インターパーソナル」そして難題に挑み続ける「成長力」が求められます。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)の最近の動向
BCG、サプライチェーン全体の脱炭素化に向けた支援事業への参加企業を決定~環境省の委託を受け、参加企業のGHG排出削減目標の達成を支援~
2022年8月5日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループは、環境省から委託を受けた「令和4年度大企業のサプライチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業」への参加企業を決定しました。本事業では、参加企業が設定したScience Based Targets(注1)(以下、SBT)等の温室効果ガス(GHG)排出削減目標の達成を、コンサルティングを通じて支援します。
引用元:ボストン コンサルティング グループ | BCG Japan「BCG、サプライチェーン全体の脱炭素化に向けた支援事業への参加企業を決定」
BCG、BCGヘンダーソン研究所の日本拠点となる BHI Japan を設立
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(BCG)は、新たなビジネスアイデアを研究するグローバル組織「BCGヘンダーソン研究所(BHI)」の日本拠点、BHI Japanを2022年7月20日に設立しました。最初の地域拠点として中国に設立されたBHI Chinaに続き、第2の地域拠点となります。
引用元:ボストン コンサルティング グループ | BCG Japan「BCG、BCGヘンダーソン研究所の日本拠点となる BHI Japan を設立」
グローバル:18,500名
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