EYストラテジー・アンド・コンサルティング #02
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
所属:テクノロジーコンサルティング デジタル&エマージングテクノロジー
役職:マネージャー
お名前:ユッスマンクルニア(Yusman Kurnia)様
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
所属:テクノロジーコンサルティング デジタル&エマージングテクノロジー
役職:マネージャー
お名前:ユッスマンクルニア(Yusman Kurnia)様
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下EYSC)は、常に成長を求め続けるコンサルティングファームです。その中にテクノロジーコンサルティング部門があり、クライアント企業様のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた支援を行っています。私が所属するデジタル&エマージングテクノロジーでは、ブロックチェーンやIoT、AIといった最先端技術の導入や成長戦略について、クライアント企業のご希望や課題を丁寧に拾い上げ、戦略から実装までのコンサルティングを幅広くend-to-endで提供しています。
EY Japanは、2020年にEYSCとしてコンサルティング組織とM&Aアドバイザリー組織を統合し、グローバル規模での戦略から実装までシームレスなサービス提供を可能とする体制をスタートしました。EYSCはBig4などの会計系プロフェッショナルファームの中でも、特にグローバル色の強いコンサルティングファームです。それを裏付けるようにグローバルチームと連携せずに進める案件はありませんし、国内においてもEY Japanのメンバーファームと連携し、組織の強みを最大限に活用しています。
また、私が所属するデジタル&エマージングテクノロジーは、研究開発を常に先行して実施しており、ブロックチェーンリテラシーも比較的高いと自負しています。パブリックブロックチェーンを活用し、サプライチェーン、財政管理、物流など、ブロックチェーンソリューションを戦略から実装までクライアント企業を支援できるのは、同業他社と比べても大きな強みだと思います。
ブロックチェーンというと仮想通貨や投機のイメージが強いと思いますが、実は耐改ざん性に優れた技術で、エンタープライズ向けのソリューションに向いています。しかし、トランザクション手数料や処理性能に課題があり、今まであまり活用されていませんでした。最近はそういった課題が解消されつつあり、ブロックチェーン技術を通していろんな社会課題・企業課題を解決することが期待されています。例えば、薬局に欲しい薬がなかったときに他の薬局や病院の在庫を確認できたり、商品の生産から消費までの経路を追跡したりすることも、ブロックチェーン技術によって可能になるのです。弊社はそういった業界の動きを他社よりも早く察知し、パブリックブロックチェーンのキーステークホルダーとのパートナリングにより、エンタープライズ向けソリューションの研究開発を行っています。
私はインドネシア出身で、日本の大学院に入るために来日しました。卒業後は日本のシステムインテグレーター企業に就職したのですが、「もう少し英語を使いたい、多国籍のメンバーと働きたい」と思うようになり、よりグローバルな環境を求めて見つけたのがEYです。EYの柔軟な働き方と国内においても多国籍のチームメンバーと一緒に仕事ができるという点が魅力でした。
前職でもブロックチェーンを担当していたのですが、業務内容がプライベートブロックチェーン限定でした。一方、EYではプライベートブロックチェーンに限らず、パブリックブロックチェーンに関する研究や取り組みも積極的に行っていると聞いて、それも大きな魅力でした。海外のブロックチェーンチームとの連携も密に行われているので、入社して本当によかったと思います。
グローバルメンバーと連携することで、いろんな国の文化を実感できるのが楽しいですね。仕事のやり方も、日本の企業は慎重に検討しながら進めますが、アメリカは「とりあえずやってみる」という考え方が一般的。アメリカのクライアント企業も「実証実験でやろうよ」という感じでどんどん進めるので、そこで得られた知見を日本のクライアント企業に提供できるのは、大きなメリットだと思います。
また、各国の最新の傾向やトレンドをシェアする機会があるのもいいですね。日本の情報は日本語なので、ブロックチェーン技術を利用したNFTゲームなど、海外のメンバーが知らないことは私が情報発信しています。また、プロジェクトの悩みや相談があるときは、他の国のブロックチェーンの担当が経験した事例だとアドバイスをくれるので、自分の知識やレベルが上がっているのを実感します。グローバルな環境で働いて成長したいというのは、入社前から望んでいたことなので本当にうれしいです。
グローバルとの連携が強いプロフェッショナルファームであるため、EYのグローバルネットワークの知見を最大限活かせる方が活躍されています。コミュニケーション能力はもちろん、他のチームと連携しながらプロジェクトを進める調整力や、異なる文化や考え方への理解も大切です。 また、クライアント企業の業界についての知識も必要です。例えば、薬品メーカーなら薬品業界の知見、サプライチェーンならサプライチェーンの知見がないといけません。新しいことを嫌がらずに、どんどんチャレンジしたい方、特に好奇心旺盛な方が向いていると思います。
グローバルの知見を活かしたブロックチェーン事業を展開していきたいと思います。国内でブロックチェーン事業をもっと普及させるために、海外の成功事例を日本のクライアント企業に紹介して「やってみる価値がありますよ」と、情報発信していきたいですね。
コンサルティングファーム全体にいえることだと思いますが、デジタルによる変革は、クライアント企業自身が何をしたいのか明確にわかっていないという場合が往々にしてあります。途中で方向性が変わったり、やりたいことが増えたりするので、コミュニケーションをとりながら合意していくのが一番の肝です。そのため、クライアント企業へのヒアリングや調整はもちろん、チーム内の調整にも高いコミュニケーション能力が求められますね。また、私が所属するユニットは海外出身者が多いのですが、クライアント企業は日本人の方なので、英語と日本語の両方を使えることがとても役に立っています。
EYメンバー一人ひとりに同じユニット内の社員がカウンセラーとなって、定期的に相談ができます。このような制度は普通1〜2年で終了しますが、EYはずっと続くのが魅力です。業務のこともわかっているので、アドバイスも的確。カウンセラーがわからない内容のときは、より詳しい人を紹介してくれます。また、四半期ごとに面談が設定され、伸ばしたいスキルの目標を立てて、プロジェクトが終わった後に当該スキルはどのように伸びたのか、どのような点を改善すべきかを相談して一緒に決めていきます。
研修はオンライントレーニングがメインなので、退社前の30分間を研修に充てるなど、柔軟にいつでも受けられます。また有料の研修も会社が契約しているので、興味があるものや必要なものを選択して受講できるのはいいですね。私もブロックチェーンやプロジェクトマネジメント系などの研修を受けて資格も取得しています。
リモートワークに必要なパソコン、スマホ、モバイルWi-Fiは、会社から貸与支給されます。打ち合わせはMicrosoft Teamsで行いますし、対面での打ち合わせをクライアント企業が希望するなど業務上出社の必要が生じない限りはリモートワークです。質問や相談もチャットツールで気軽に連絡できる環境が整備されています。もともと、海外のグローバルメンバーとチャットで連絡し合っていたので、その土壌があったのだと思います。また、勤怠管理についても柔軟で、小さいお子さんがいるEYメンバーは保育園の送迎に合わせた出社と退社が可能ですし、男性の育児休業制度の取得も進んでいます。コロナ禍に限らず、非常に働きやすい会社だと思います。
EYはダイバーシティ、エクイティ、インクルーシブネス(DE&I)が強みなので、そこに魅力を感じる方ならぜひ来ていただきたいですね。私自身、入社前にいろんなコンサルティングファームについて調べましたが、EYは同業他社に比べて、他のユニットやチーム、国内外のEYメンバーファームなど横の連携が強いのが特長です。海外のグローバルメンバーと連携しながらプロジェクトを進めるので、日本にいながら、EY JapanだけではなくEYのグローバルネットワークの力を結集したサービスをクライアント企業に提供することができます。そんなEYの強みを活かしながら、一緒に働いてみませんか。
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