株式会社クロスフィールド #02
株式会社クロスフィールド
所属:コンサルティング部
役職:マネジャー
お名前:谷脇 孝一郎(たにわき こういちろう)様
1. クロスフィールドの魅力
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これまでのご経歴について教えてください。
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26歳のときに他業種である機械系のエンジニアからクロスフィールドに転職し、7年目になります。コンサルタントの仕事はまったくの未経験だったので、一からのスタートでした。コンサルタント、シニアコンサルタントを経て、現在はマネジャーです。これまで商社・仲卸・メーカー企業様へのシステム導入(主にERP:統合基幹業務システム)を支援してまいりました。主に販売・購買、物流領域でのシステム要件の整理、および開発管理、業務プロセスの再設計等を支援させていただいています。
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貴社に参画することを決められた要因、経緯について教えてください。
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エンジニアの狭い世界から離れ、視野を広げたかった、社会の広さを知りたかったというのが転職した理由です。前職は既に辞めていて、のんびり就職活動をするつもりだったのですが、中途採用のサイトから「コンサルタント会社の説明を受けてみませんか」というメールをいただいて、コンサルタントについて何の知見もなかったので、逆にどんな仕事なんだろうと興味を持ちました。クロスフィールドのことも、このときまでほとんど知らなかったくらいです。
会社説明の面談で、開発側とお客様とで仕事をする際にコンサルタントというのはどういう立ち位置なのかと伺ったら、お客様と隣り合うようにお客様サイドで行うことが多いと。感覚的にもお客様の立場で話すと言われました。
開発系の会社の説明も受けたことがあったのですが、SEの場合はお客様から依頼を受ける立場で線引きされている感じだったので、スタンスの違いに驚きました。何より、お客様の話をとても楽しそうに話されるので、お客様との距離感が近く、クライアントから信頼されていることが伝わってきたのです。
また、クロスフィールドに魅力を感じたのは、面談中に私の経歴や価値観に対して理解を示していただけたことや、役員やディレクターの方々と壁を感じることなくいろんな話ができたこと、そして、働かれている皆さんの、人としての魅力に惹かれたのが大きいですね。
実は、この会社説明が一次面接を兼ねていたようで、2週間後に最終面接を受けることになったのですが、その際に「異業種からの転職は大変だけど、一緒に頑張ろう」と、強くメッセージをいただいて参画しました。
2. クロスフィールドでの働き方
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仕事をする上で大事にしている価値観を教えてください。
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大きく分けて3つ意識していることがあります。1つは弊社の理念である「クライアント目線で考える」の精神。入社してからだんだん染まっていった面もありますが、コンサルタントとして働くなら、お客様の立場で考えないといけないのは当然のことで、仕事をするなかで理解を深めていった感じです。
2つ目は、お客様の選択肢を広げるために、正解を作らないこと。自分の中で考えた正解はあるのですが、お客様に対して正解ありきで推し進めるのはよくないと思っているからです。私の想定する正解が合っているかどうかはわからないですし、遠回りをして正解にたどり着けることもあります。まずはお客様の気持ちを汲み取って、何度も考え直すことが大切。お客様がちゃんと納得されるまでがゴールだと考えています。
3つ目は、お客様のご要望の実現に向けて、より良い方法を考え追求し続けることです。取り巻く環境やプロジェクトの状況も踏まえながら強く意識しています。 -
今後のキャリアビジョンや成し遂げていきたいことを教えてください。
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ひとつずつ成功を重ね、カウンターパートとして信頼いただける方を増やしていくことのみです。そのために、成功した要因は何だったのか、なぜ失敗したのか、毎回、振り返りをしています。ところが、お客様のご要望を汲み取って、これで行けると思っても失敗することがあります。失敗はもちろん避けたいのですが、トライ・アンド・エラーを繰り返すことで、お客様のことを知るチャンスも増えますし、それによって成功も増えてくると信じています。
また、信頼を得るためには、お客様の業界について、お客様と同レベルの知識を持ったうえでサービスを提供しないといけないので、必死に未知の領域を勉強しています。特に、私の場合は異業種からの転職で最初は知らない言葉しかない状態でしたが、お客様にしてみれば、コンサルタントは何でもわかっているイメージがあるので、ちゃんと自信を持って話せるように徹底的に調べました。今でも未知の領域のプロジェクトに、急に駆り出されることもありますが、お客様からコンサルタントは業界のことを知っているという前提で見られるので、日々勉強するしかありません。
入社した頃は、中途採用なので新卒の子と同じレベルではいけないし、違う業界から来て全然わかってないとクビになるんじゃないかと、焦りがありました。でも、今は個人として認めてもらいたいという焦りはなく、自分がかかわっている間にプロジェクトが成功できなかったとしても、のちにお客様の成功につながればいいと思えるようになりました。それは、会社が目の前の結果以上に、人材を育てることを重視して、努力している姿をどこかで見てくれているからだと思います。
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貴社のカルチャーや魅力的な点について教えてください。
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先にもお伝えした「クライアント目線で考える」の精神が第一ですが、クライアントとともに成長していく、という意識が強い点も特徴のひとつです。私の場合、私自身のコンサルタントとしての成長は、お客様からその場を与えていただいたと考えており、早くお返しができるようにならないといけないと感じています。
一方、社内でも、各々が異なる性質のプロジェクトを経験したナレッジを横展開で共有しながら、全員で力をつけていくことを意識しています。また、社員間の距離が近く、マネジメント層と社員の間でも普段からコミュニケーションがとれているので、誰とでも話しやすい雰囲気です。会長や社長もプレイングマネジャーとして現役でプロジェクトにかかわっており、一緒に働く若手に知見の深さや働き方に対する姿勢を目の前で見せて継承していこうという気風があるのは、大きな魅力だと思います。 -
どのような研修や教育体制を利用しているのか教えてください。
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弊社は、ビジネス研修や英会話研修など教育・自己研鑽のための制度が充実しています。私は「特定システムソリューション認定資格取得サポート」を利用して、20万円くらいするSAPの研修費用を全額負担していただきました。
私は利用していませんが、合格すれば資格受験料を全額負担してもらえる支援制度もあります。また、自己研鑽のために購入した書籍については感想を書けば図書費として月額3,500円まで補助されます。読んだ本は「シェアポイント」で共有されているので、興味があった場合は読んだ人に感想を聞くことができて便利ですね。 -
貴社にはどんな社員が多いですか。どのような刺激を受けていますか。
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プロジェクトの成功・タスク完遂への意識が強い人が多いです。「責任感がある」というよりも「執着心がある」というほうがしっくりくるような印象でしょうか。やりきることが基本で、やれない理由を探す人はいません。前に進めるために、より良くするために意欲的な働き方をされているように思います。また、知識欲が旺盛な人が多く、情報収集・交換に勤しんでいる姿を見ていると、自分も毎日1つは何かを得たい、と思わずにはいられない環境だと感じています。
入社して間もないころの話ですが、お客様のことを知らないといけないので、指導の一環として新しい情報を毎日1つずつ集めるように言われ、拾ってきた情報を見せると上司が「それおもしろい!」と反応して、そこから深掘りが始まるんですよね。弊社には「それ興味ないよ」みたいな感じで済ませる人はいません。
私自身、今でも毎日知らない言葉を調べているのですが、仕事に関係ないものも気になるとつい調べてしまいますね。
チーム内の情報交換のグループでも、「こんな記事がありましたよ」と共有するのですが、それがフックとなってお客様とのコミュニケーションに役立つこともあります。なかにはプリントしたものがオフィスに置いてあって、感想や意見のコメントが書かれた付せんが付いていたりすることもありますね。
3. 読者の方へメッセージ
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「こんな方とぜひ一緒に仕事をしたい」というイメージがあれば教えてください。
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ひざを突き合わせて、議論を交わすことを楽しめる人と一緒に仕事をしたいですね。新卒採用の説明会でもお話するのですが、考えることが好きな人にクロスフィールドは向いていると思います。とにかく、考えきれないぐらい考えなきゃいけないので、際限なく深掘りできます。また、中途採用の場合、大手のコンサル会社は経験のある業界のプロジェクトを担当させられることが多いようです。経験を生かしたいのであれば問題ないのですが、もっと自分の可能性を広げたい人や成長したい人には、限定せずに幅広いプロジェクトにかかわれる弊社がすごくいいんじゃないかと思います。
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貴社に興味をお持ちの方へのメッセージをお願いします。
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たとえ異業種からの転職でも緊張する必要はありません。クロスフィールドは「一緒に考えよう」「一緒に頑張ろう」と言ってもらえる環境です。成長できる機会がありますし、自分の可能性を探したい人にピッタリだと思います。好奇心が旺盛な方にとってのエサはいくらでも転がっていますし、うまく食べられるように周りのみんながアシストしてくれます。一緒に働けることを心待ちにしています!