コーポレイトディレクション(CDI)の転職・求人情報
コーポレイト ディレクション:コンサルファームとしての特徴・概要
コーポレイト ディレクションの特徴
コーポレイト ディレクションは、外資系戦略コンサルティングファームに在籍していたコンサルタント10名により、国内初の独立系経営戦略コンサルティング会社として1986年に設立されました。事業内容としては、経営戦略立案及び実施支援、並びに組織・体制/情報システムに関わるコンサルティング業務や事業戦略、企業の買収・合併(M&A)に関わる戦略的提言及び仲介業務など多岐に渡ります。
また、コーポレイト ディレクションは、グループ会社にアクティベーションストラテジー株式会社やCDIメディカルといったIT分野や医療・ヘルスケア業界に特化したコンサルティングを行うファームを抱え、また中国、ベトナム、タイ、シンガポールなど海外にも拠点を置いています。
コーポレイト ディレクションの主なサービス領域/事業内容
- 経営戦略立案及び実施支援、並びに組織・体制/情報システムに関わるコンサルティング業務
- 事業戦略、企業の買収・合併(M&A)に関わる戦略的提言及び仲介業務
コーポレイト ディレクションのファームとしての沿革
- 1986年 ボストン・コンサルティング・グループ在籍のコンサルタント10名により設立
- 2005年 CDIメディカル設立
- 2006年 CDIソリューションズ設立
- 2008年 CDI-China(上海支社) 設立<li>CDI-Vietnam(ホーチミン支社)、CDI-Thailand(バンコク支社) 設立
- 2012年 CDI Asia-Pacific(シンガポール支社)を設立
- 2014年 アールユーエムアドバイザーズ株式会社 設立
- 2018年 CDI Technology & Design Lab・CDI内ユニット 設立
- 2018年 CDIソリューションズ関連会社株式会社イクサーク 設立
- 2019年 オークネットとコーポレイトディレクションが戦略系コンサルティングファーム「ストラテジックインサイト」を共同出資にて設立
- 2020年 株式会社oriri、 CDI内カンパニー設立
- 2021年 株式会社CDIソリューションズから、アクティベーションストラテジー株式会社へ 名称変更
コーポレイト ディレクションの運営理念とマネジメント
コーポレイトディレクションの「運営理念とマネジメント」は、HPより下記と明記されています。
CDIの運営理念とマネジメント
CDIは、創業以来、自立を貫いてきました。
コンサルタントとして、真の意味での自由な発想力と創造性を培うために、自立していることが不可欠な条件であると考えてきたからです。
CDIは、株式会社の形態をとってはいますが、通常の意味での会社とは一線を画します。
会社があって従業員としてのコンサルタントが所属する、とは考えておらず、自らに拠って立つコンサルタントがいて創造的空間を共有するために集団を形成している、と考えます。各コンサルタントは、CDIの組織目標のために仕事をしているわけではありません。組織としてのCDIが、いたずらに拡大をめざすこともありません。CDIの組織目標がもしあるとすれば、それは創造的人材開発そのものです。
CDIという空間は、「おでん屋の出汁」「漬物の糠床」のような存在に過ぎません。各コンサルタントはよい出汁や糠の中で成長し味わいを増し、同時に出汁や糠に逆に深みを与えることで次代に引き継いでいきます。コンサルティングの世界での「職人にとってのより良き工房であること」を旨として運営されているのです。
ビジネスとしての側面をもちながら、こうした自由・自立の集団であり続けることは、きわめて繊細な知恵と不偏不党の精神を要します。しかし、それこそCDI創業のもう一つの目論見であり、「プロフェッショナルによるプロフェッショナルのための組織を、日本人プロフェッショナル自らが作ったらどうなるか」という実験・挑戦なのです。
引用元:Corporate Direction, Inc. CDIについて知る「CDIの運営理念とマネジメント」
コーポレイト ディレクションの働き方、人材に対する価値観・姿勢等
コーポレイト ディレクションでは、「少数精鋭を⻑期的に育成する」という方針のため、「徒弟制(パートナー別採用制)」を採っています。「徒弟制」とは、中期的に育成を担当するエグゼクティブコンサルタントといった会社の幹部が採用者(師匠=EC)となり、⾃らの責任でメンバー(弟子)を採用する、いわば「弟子を採る」という採用方式です。
「徒弟制」では、選考の中で候補者が自ら弟子入りしたい師匠を選び、各ECが設定した採用基準やプロセスを踏む流れとなっています。そのため、候補者が選考中に選んだEC(=採用者)が入社後も師匠となり、その後のキャリア形成をサポートします。
プロジェクト自体は、徒弟制に関わらずアサインされるため、上司と部下といった形式的な関係ではなく、気軽に相談ができるような、⼼理的距離の近いシニアメンバーといった位置づけになります。そうした存在を通じて、「弟⼦」はシニアメンバーの⽬線を追体験し、個別の知識やスキルではなく、コンサルティングという仕事の全体像に触れることができます。早くからそのような接点を持てることが、徒弟制が持つ特徴であり、CDIの特徴の一つです。
コーポレイト ディレクションのキャリアパス・プラン
コーポレイト ディレクションでは、入社後、様々な業界テーマの経験を積みながら得意分野を見つけていく、というのが一般的なキャリアパスになります。入社後数年間は、コンサルタントとして一人前になるための見習い期間にあたります。
新卒⼊社の場合「アソシエイト」の職位から、中途⼊社の場合「アソシエイト」の次にあたる「コンサルタント」の職位からキャリアがスタートし、その後コンサルタントとして⼀⼈前の⽔準に達したことが認められると、「マネージングコンサルタント」へと昇格します。マネージングコンサルタントの⼀部は、さらに昇格し「エグゼクティブコンサルタント」としてCDIの経営に携わることも可能です。
コーポレイト ディレクションのトレーニング・人材育成
コーポレイト ディレクションでは、トレーニング制度も充実しています。入社後約一か月程度かけて行われる「新人研修」では座学、演習、実践を通じて、コンサルタントとしての基礎的なスキルやマインドセットを学びます。中でも模擬プロジェクト(通称「⼀か⽉研修」)では、新⼊社員がチームを組み、⼀か⽉かけて仮想のプロジェクトに取り組むことを通じて、実際のプロジェクトにおける動き⽅や景⾊を、実践に近い形で経験することが出来ます。
その後「OJT」で、先輩のコンサルタントが、仮設構築のアプローチ、調査・分析手法、クライアントとのコミュニケーションスタイル等、幅広いスキルセットの指導を行います。また、「⼀か⽉研修」に加え、プロジェクト経験の共有を目的とした勉強会(年数回)、外部講師やCDIコンサルタントが各専門分野についての発表を行う研究会(年2回)なども行われています。
コーポレイト ディレクションがコンサル採用で求める人物像
コーポレイト ディレクションの求める人物像は、答えのない問いに向き合う覚悟と強い意志を持った人です。社会に自分なりの価値を見出したい、課題を解決したいなど、強い思いを持っている人には、きっと良い成長の場になります。そして、最新情報にキャッチアップできるだけの勉強能力やアンテナの高さも必要です。自らを律し、顧客を巻き込んで顧客の成長に寄与できる「人間力」が求められます。
コーポレイト ディレクションの最近の動向
オークネットとコーポレイトディレクションが戦略系コンサルティングファーム「ストラテジックインサイト」を共同出資にて設立
引用元: コーポレイトディレクション お知らせ「オークネットとコーポレイトディレクションが戦略系コンサルティングファーム「ストラテジックインサイト」を共同出資にて設立」
あかつき本社とコーポレイトディレクションが合弁会社「Licht(リヒト)」において事業創造の共同推進を開始 2021年07月28日
引用元: コーポレイトディレクション お知らせ「あかつき本社とコーポレイトディレクションが合弁会社「Licht(リヒト)」において事業創造の共同推進を開始」
千趣会とコーポレイトディレクションが、千趣会グループの変革を推進する合弁会社「Senshukai Make Co-」を設立
引用元: コーポレイトディレクション お知らせ「千趣会とコーポレイトディレクションが、千趣会グループの変革を推進する合弁会社「Senshukai Make Co-」を設立」
コーポレイト ディレクションのプロジェクト事例
ジョイントベンチャー形態での新規事業共創
BtoB商取引のオンラインプラットフォームを提供するクライアント企業とともに、ジョイントベンチャー(JV)を立ち上げ、新規事業開発に取り組んでいます(継続中)。通常のコンサルティングサービスは数か月程度の短期プロジェクトの形態をとり、組織や法人を設立することもありませんが、本件ではJV創設・混成チーム体制をとることで、より深い関わり方での支援を目指しました。この体制により、クライアント/CDI双方のメンバーが多角的な能力を発揮し、長期的な視座で試行錯誤しながら事業開発に取り組むことができています。CDIでは本件を皮切りに、同様の形態での事業開発支援を複数実施しています。
東アジア/ASEAN市場におけるターンアラウンド戦略の実行支援
BtoC向け製品を提供するクライアント企業とともに、東アジア/ASEANにおける事業ターンアラウンドに取り組んでいます。東アジア/ASEAN市場は市場に参入するプレイヤー数の増加に伴い、製品・サービスの「配荷」から「マーケティング」へと競争の軸が変化してきており、販売代理店に依存した事業展開の転換が求められています。本件では、海外事業戦略の策定に留まらず、クライアント側がマーケティング活動に自ら取り組む組織体制を構築すべく、人材採用支援、小売店のパフォーマンス評価や店舗開発支援など幅広い領域でクライアント側と協働しつつ、海外市場における事業推進をご支援しています。
開発途上国・新興国における産学連携プロジェクト
ある官公庁の案件では、大学と連携し、開発途上国・新興国における日系企業の医療機器・システムの展開支援に取り組んでいます(継続中)。本件では両者の強みを最大限生かすべく、CDI側は現地の市場・競争環境を踏まえた新規ビジネスモデル構築支援、大学側はデザイン思考に基づき、現地の医療現場ニーズに根ざした製品開発プロセス支援を各々担当しています。CDIは自社のリソースに固執せず、外部機関との連携を通じて、クライアント側のニーズに最大限合致するベストなチームを組成し、コンサルティングプロジェクトに従事しております。
地方ニッチトップ企業のIPOに向けた戦略立案・実行支援
スポーツ分野の製品で70%以上のシェアを持つニッチトップ企業の、IPOに向けた戦略の立案・実行の支援に取り組んでいます(継続中)。社長は、創業社長で非常に豊富な事業アイディアを持たれている方であるため、厚い収益基盤となっている既存事業だけではなく、新たな事業・価値提供に向けた検討も勢力的に行われています。CDIは、社長のディスカッションパートナー/戦略実行の支援者として、既存事業の成長戦略だけでなく、新規事業構想の立ち上げの支援をトータルに行っています。