ナレッジ・マネジメント
ナレッジ・マネジメントとは、ビジネスシーンにおいて個人の知識やスキルを企業内で共有することで、企業全体の生産性や業務効率化を図り、企業価値を向上させるための経営手法です。ナレッジ・マネジメントでは、組織がもつ知識を「暗黙知」「形式知」という2種類に分類しています。「暗黙知」は個人が培ってきた知識や経験値を指し、これらは個人の中に蓄えられているものとなるため、共有するにあたり言葉や文章での表現が必要となります。これに対し「形式知」とは、言葉や文書で表現された知識であり、主にデータなどを指します。ナレッジ・マネジメントでは、個人のもつ「暗黙知」を文章や図、数式などの「形式知」へ変換し会社全体で共有することで、生産性・業務効率を高めます。