「デロイト・トーマツ・コンサルティング(モニターデロイト)」のproject事例
邦銀における戦略的米国進出のサポート
邦銀が米国に進出するに当たり、デロイトは日本と米国のメンバーで混成チームを組成し、グローバルネットワークを活用したトータルサポートを実施しました。
サポート領域は米国の市場・競合調査のみならず、日本と米国における銀行業の収支構造、ビジネスモデル、システム構造の違いなどの具体的な調査にまで及びました。
加えて、クライアントを直接米国にてアテンドし、デロイト米国拠点のネットワークを紹介する事で、具体的な提携先候補の選定にまで寄与しました。
抽象論で終わらない具体的なサポートをデロイトの現地拠点と連携して行う事で、クライアントのグローバル展開に大きく貢献することができました。
デジタル技術を活用した新規事業の立ち上げ支援
デロイトのデジタル技術活用に関するグローバルな分析フレームワークと様々な産業界での支援経験を部門を超えた協業体制を組んで支援する事が重要ポイントとなります。
長期の支援となる場合は、初期段階でクイックウィンを実現し成功体験を関係者で共有する事で社内外の協力を引き出して長期の取り組みにつなげていくことが重要となります。
クライアントもDTC内もプロジェクトに関わる部門が非常に多く、様々なバックグランドを持ったメンバーが参加する中で、当初は認識齟齬が発生し意見がまとまって行かなかったものが、時間が経つにつれて共通の目的、手順を認識し短時間で意思決定が出来るように変化して行った時です。
その結果として従来では考えられないスピードで事業が動き始め、徐々にクライアントが主導して進んで行くようになった際にコンサルタントとしての達成感を感じます。
商社における次世代自動車の新素材についての新規事業創出
自動車インダストリーの製品開発動向に詳しいメンバー、ケミカルメーカーの研究開発プロジェクトに敬遠あるメンバー、DXについてシミューレーションソフトの動向に詳しいメンバーなどそれぞれの専門性や、チーム内に専門家がいない場合はDTC内の専門家のヒアリングなどを結集して、プロジェクトの実行にあたりました。
クライアントからはDTCの多様性ある専門知識と深堀する洞察力に高い評価いただきました。
クライアントの要求や関心毎は多岐にわたり、すべてにお答えしていくと時間もリソースもご契約いただいた範囲にはとても収まらないものでした。
テーマを絞り込むにあたって、クライアントに同意いただけるロジック作りと深堀すべきテーマに対してプロジェクトメンバーのパッションをぶつけてご納得いただき、デリバリー完了へとこぎつけました。