「アビームコンサルティング」のproject事例
基幹システムを短期間でAWSへ移行~大鵬薬品工業株式会社~
医薬品メーカーの大鵬薬品工業(以下、大鵬薬品)は、企業内の基幹OSとして利用していたAIXの保守サポートが2020年4月に期限切れすることから、AIXで稼働していたSAPシステムと関連システムをクラウドサービスのAWSに移行することにした。移行にあたり同社は、計画策定と設計・開発を担当するパートナーとしてアビームコンサルティングを選定。約10カ月という短期間でありながら、アビームコンサルティングはPMOとして10社近くのベンダーを調整。プロジェクトは計画通り、2019年8月に稼働を開始した。稼働後も大きなトラブルもなく、安定したパフォーマンスを実現している。
ベトナムの先進的RPA導入事例~YKKベトナム社~
縫製産業の拡大が続くベトナムで、業績を伸ばすYKK ベトナム社。アビームコンサルティング(ベトナム)は、同社のRPA 導入を支援した。RPA 導入は、国内では「働き方改革」の文脈で語られることが多いが、同社の取り組みはそれとはまったく異なる。人件費の低い東南アジア市場でRPA を導入する真の狙いと効果について、同社社長の敷田透氏とオペレーションマネジャーの三戸芳和氏に伺った。
グローバル全拠点のITサービスデスク業務を24時間体制、日英対応で柔軟にサポート~株式会社ワコム~
ペンタブレットやデジタルペンを中心にしたソリューションを提供するワコム。同社は、ITのイノベーションを促すためにストラテジックアウトソーシングを一つのITストラテジーとして実施し、アビームコンサルティングをパートナーに選んだ。そして、グローバルの全拠点のIT領域の1次対応窓口をABeam Global Service Desk(GSD)に移管。1次窓口としては、ワコム内で利用しているすべてのアプリケーションのQA対応のみでなく、一部の設定変更までも対応している。GSDは日本語と英語で、各拠点の業務時間に対応した24時間体制で実施し、ノウハウを蓄積しながら、さらなる改善提案にも着手している。
AIを活用した与信精度高度化の実証実験を実施及び取引情報の評価ロジックを最適化、与信システムを再構築~SMBCコンシューマーファイナンス株式会社~
消費者金融業界大手のSMBCコンシューマーファイナンス。同社は基幹業務である与信審査の一層の高度化を図り、デジタライゼーションの推進による顧客サービス向上のため、AIの活用を検討。アビームコンサルティングをパートナーに取引情報を利用した実証実験を行い、与信精度を高めることができるという結果を得た。その結果、取引情報の評価ロジックを最適化し、与信システムに組み込み、審査業務の高度化を実現した。